2012年1月30日月曜日

70の手習い

70になる頃から書を習い始め
約3年。

初めての出展で入選。
六本木の新国立美術館に2週間ほど展示されました。

入選書を眺める父。



正直、嫌々続けているようなところもあったけれど
この書は250枚くらい練習したそうで
やると決めたらやる人だなぁと改めて思う。

来年もがんばるそうで、微笑ましい限り。

2012年1月19日木曜日

フラワーアレンジメントで思う。

最近のフラワーアレンジメントは
ラメがキラキラ☆

ゴージャスです。



年末パーティで、ヘアアレンジして
ラメスプレーした自分を思い出しました。

髪がキラキラ☆

ゴージャスです。

ただ、ちょっと苦しくて重い。。

お花たちは呼吸できずにもっと苦しいだろうなと思うと可哀想な気持ちがします。

キレイには我慢も時には必要。
例えば、高いヒールは足がきれいに見えるけれど、身体には負担がかかるように。
まぁ、それは自分で好んで選んでいるから、よしとしましょう。
TPOで必要なときもあります。

お花がキラキラ☆
お花たちに負担を強いて、私たちがキレイ〜☆と感じるのは、私たちだけの都合のような気もして
単純によしとだけできないような気がしました。。
早く弱ってしまったら、長くそのお花たちの美しさを楽しめないし。。

なんて、フラワーアレンジメントをいただいて、いろいろ感じたわけです。。

とはいえ、そもそもお花を切っていけていたら、それだけで十分命を削って私たちに美しさを黙って与えてくれているわけで
ラメのことだけを言っても仕方がないことかしれませんね。。

2012年1月10日火曜日

105年と約2ヶ月の年月を生きること。

新年も10日目。
いろいろあって、いろいろ書きたいこともあるのだけれど
伝えたいこと一つ。

105年と約2ヶ月の年月を生きるということ。

だんだん記憶を失っていく。
だんだん生まれ変わる細胞が少なくなって、そしてとってもゆっくりと生まれ変わっていく。
ゆっくりゆっくりと終わりが来る準備を身体が自然に行っていく。
そして、その日がいずれやって来る。

病気や事故で突然その日が来て、人生が区切られるのではなく
自分自身で区切るわけでもなく
自分として生きて、ただその日が訪れるだけ。
そして、それをただ穏やかに受け入れていく。

穏やかに受け入れる準備は、自然に行われている。
自分自身の身体も心も、そしてその周りの人々も。

105歳のおばあちゃん。

小学校の頃、一緒にテニスをよくしました。
ジョギングとラジオ体操が毎朝の日課でした。
自転車も教わって早くに乗れるようになりました。
お味噌の大きなおにぎり、おやつでした。

師範学校を出て先生をやっていたおばあちゃんは
外で働く自分を随分応援してくれました。

会いにいったその日も
ホームのお昼ごはんを自分はいらないから食べなとすすめてくれて、
満面の笑みで来てくれたことを喜んでいました。

うれしいよ。ありがとうね。白い肌だね。手がすべすべだね。といって、握った手をぎゅっと頬につけました。

おばあちゃんの手はとっても小さくほっそりとしていて
ところどころアザがでていて、そして、とっても優しい感触でした。

この日が、この時間が、この瞬間が最後かもしれないなと思いながら
また会いにこようと思いました。

2012年1月6日金曜日

謹賀新年

2012年
みなさんにとって笑顔の一年でありますように
心から祈ります。

LOVE&PEACE