2015年3月19日木曜日

端境期に入る。

春めいてきましたね。
梅が終わり、桜の季節へ。
庭に咲き誇っていた水仙も終わりに近づいてきました。
冬から春に、一歩一歩近づいてきています。

暖かくなるのは嬉しいのですが、困ることも一つ。

いつもお野菜を届けてもらっている長井農園さんが
端境期に入り、今週が最後のお届けになってしまいました。
5月半ばくらいまでお休みです。

おいしいお野菜不足に。。
まー、私はおいしいお野菜を食べられなくなるだけの我慢ですが
農園さんは、収入がなくなるわけで大変ですよね。
端境期といっても、畑のお仕事はしっかりあるわけで!


端境期とは、野菜を収穫期と収穫期の間にできる、境目のことで、分かりやすく言えば、野菜を収穫できなくなる時期のことです。

なぜ、「端境期」というものが生まれてしまうのか調べてみると:

野菜の生育の特徴を見ると
野菜の種類によって様々ですが、野菜の生育には大体2~3か月の時間がかかります。
また、種の発芽にはある程度の気温が必要ですが、12月~2月ごろまでは寒さが厳しくなるので、種が発芽しなくなってしまいます。

ビニールハウスなどの施設の中で温度管理を調節することができれば、端境期を起こさずに野菜を作ることも可能です。
しかし、 お野菜の収穫のみで暮らしている農家さんたちが主に取り入れている、露地栽培(野外で野菜を育てる方法)では、気温の影響を直に受けてしまうので、端境期から逃れることができないわけです。

しかも、販売できるようにお野菜のセットを作るには、常に6~10種類前後の野菜が収穫できる状態が必要。
野菜によっては1~2か月で収穫できる成長の早い野菜もあるそうですが、その種類だけでは「野菜セット」がつくれません。

そのため、いくつもの野菜が収穫できるようになるまでとなると、5月ごろまで、端境期になってしまうのです。

春野菜が届くのは、GW明けくらいです。
2ヶ月先の楽しみを♪

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