いまさらですが、、
「ALWAYS 三丁目の夕日」を観ました。
2005年の話題作
なんとなくヒューマンドラマの感動作だろうとは思っていたのですが
ある意味その想定通り
そして、ある意味その予想以上に
感動しました。
笑いあり、涙あり、涙あり、、
ちょうど、友人が
非電化工房の藤村さんとインタビューした記事をHPにアップしました。
心も視野も広がるインタビューです。
たしかに
「何かを得ると、何かを失う」
そんな哲学が、高度成長時期に失われてきたなぁと感じます。
それでは経済が成長しないから、得るほうが幸せになるという社会の価値観によって経済は大きく発展しました。
たしかに、得ることによって感じる幸せはあるけれど
度を越すと、何かを手に入れることが幸せや裕福な象徴となり
そのものを手に入れることによって失われていることが見えなくなってしまう。
不便をなんとかしたくで、みんなで努力したり工夫したり譲り合ったり協力しあったり
そこには人々のつながりがあって
合理的ではないけれど、確かに人と人とかつながっている文化があって
こころが満たされていたりします。
例えば
テレビがないときは、テレビを観る時間は家族の団らんの時間だったかもしれません。
テレビがあるかないかの差を感じることもないでしょう。
ものを所有しているかどうかで、優越感や嫉妬心が芽生えたり、幸せだとか不幸だとか感じたり
もの自体には、文化はなく
文化は、人が生み出すもので、育てることが必要で
文化がないところには、心の花は咲かないものだと思います。
三丁目の夕日を観て、もののない不便な時代だったからこそ
そんな心の花が咲いている時代だったのではないかと
思ったりしました。
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