2019年5月25日土曜日

東欧旅行 その4 クラクフからのエクスカーション

クラクフに来たら 何と言っても アウシュビッツを訪れましょう
悲惨な史実の一つとして 人間の残酷さの事実として
一人一人が胸に刻む必要がある気がします

アウシュヴィッツ(現地ではオシフィエンチム)はクラクフからは70キロの距離
今回は日本語ガイド付きのツアーに参加
ホテルから車で1時間半くらいです


最初に目にするのは
「ARBEI MACHT FREI」(働けば自由になる)と掲げられた門です
ここをくぐると第一次収容所です
今は博物館となり その当時の写真や貴重な資料を展示しています
写真は撮影できますが 被収容者たちから切り取られた髪の毛や靴などの山を目にすると
その惨たらしい現実を直視するのがキツく カメラを向けることができませんでした
ただただ 涙が溢れ出てきます


こちらはアウシュビッツから2キロほど離れたところにあるビルケナウ収容所
第二次収容施設で 広大な敷地です
一大殺人工場として機能し ガス室の跡がそのまま残っています
この鉄道引き込み線に家畜用列車で何百万人もの人々が送り込まれたきたわけです
この両脇に300棟以上のバラックが並び その一部が現存しています


日本語が堪能で知識も豊富な マグダレナさん
彼女の説明を聞きながらの見学
バロックの収容施設前にての一枚です

見学は3時間半くらいの時間でした
この日は写真の通り晴天 日差しの暑い日でした
しかし 雨が降るとぬかるみ足元はぐちゃぐちゃ
冬の寒さは尋常でなく 日中でも零下だそうです
そのような状況で訪れると さらに厳しい現実を少しでも近づいて想像できるかもしれません

私は2度目の訪問でした
またいずれ訪れたいと思います

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