2013年1月2日水曜日

目指すものがあればこそ。

年末年始は特集番組が多いですね。
番組表を見ていると観たいものがあれこれ出てきます。
全部観ていると自分の時間がなくなってしまうので
その中からこれはというものを選んで録画しました。
昨晩はその一つ、栄光を手にした人たちの引退に関する番組を観ました。

その中の一人、テニスプレイヤーのマイケル・チャン氏

現在は41歳になられていて、自ら立ち上げたテニスの親交団体を運営しているよう。
彼が17歳の最年少でグランドスラムのチャンピオン
全仏オープンで優勝した記録は未だに誰にも破られていないそうです。
そんな彼の17歳で手にした栄光とその後の苦悩、そして引退まで
インタビューを交えた番組に見入ってしまいました。

テニスはとてもハードで孤独なスポーツだと思います。
一度コートに立てば、頼るものは自分自身しかいない。
監督もコーチもコートの外です。

名前だけは記憶にありましたが、彼の軌跡などは全く知りませんでした。
同世代ライバル達との熾烈な戦い。
自分にかける想い、飽くなき挑戦、ハードな練習。
全ては勝つために。

楽しかったテニスが、重荷と感じるようになって引退を決めたとのことでした。

目指すものがあればこそ、過酷な練習も厭わず、日々鍛錬し続けた毎日
そんなテニスが重荷になった。

諦めずに戦い続けてきた選手にとっての、引き際は
ときに残酷で、ときに栄光で、ときに絶望で、ときに解放かもしれない。

同世代の人たちの軌跡が胸を熱くしました。
自分の道を志して進む人たちは美しいですね。

今日も感謝の気持ちです。



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