「美の壺」というBSの番組があって 好きな番組の一つです
草刈正雄さんのちょっととぼけたコメディコントがあって それは好みが分かれると思いますが😆 そこで紹介される「美」に関する情報はとても貴重で とっても勉強になります
特に日本文化芸術を中心に紹介しています
この前は 建築関連のスペシャルで その中で建具や建築道具が紹介されていました
その中でハッと心打たれるシーンがありました
カンナの紹介の中で 厚さわずか0.1ミリで削る宮大工の職人さんが「削らせる」と表現したところです
「削る」と言わず 「削らせる」
自分が主体でカンナで木を削る のではなく あくまでも道具が主体で自分が裏方のような立ち位置 もしくは道具と自分が対等な関係で 道具と一体になったように カンナに削らせると表現したのです
その言葉の言い回しがグッと胸に響きました 超絶技を持つ職人さんの世界が少し垣間見れた気がしました
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